2011年1月29日土曜日

睡眠不足のトーキョー人、世界5都市で最短

(2011年1月21日 読売新聞)

世界の主要都市に比べ、東京の30~50代の男女は
睡眠に対する満足度が低く、
2人に1人が睡眠に不満を抱えているという調査結果。

調査は昨夏、食品会社「味の素」が、東京、ニューヨーク、上海、
パリ、ストックホルムの5都市の30~50代の男女計891人を
対象に、インターネットで行った。

平日の標準的な睡眠時間を比較、
東京は5時間59分で一番短かった。
最も長かった上海は7時間28分、ストックホルムが7時間8分。
両都市と東京とは、1時間以上もの差があった。

原因と見られるのは、就寝時間の遅さ。
平日の標準的な就寝時間が午前0時19分と、
翌日にまたがるのは東京だけ。
ストックホルムは午後10時20分、上海は午後10時38分。
東京の起床時間は午前6時49分で、ほかの4都市と大差はなかった。

5都市とも、9割以上の人が「睡眠は重要」と認識。
睡眠の満足度について聞いてみると、「満足」と回答したのは
東京では29%だけ、49%が「不満」。
東京以外の4都市では、すべて「満足」が5割を超えていた。

調査をした味の素の担当者は、「東京の人の睡眠時間が
他都市に比べて短いのは、通勤時間の差というより、
仕事の時間が長いためではないか。
生活習慣を改善し、寝具などを工夫すれば、
睡眠を改善できることも、東京では他都市に比べ認知されていない」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/1/21/131292/

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