2010年9月12日日曜日

カツオだし、健康増進に!? コレステロール酸化抑える 調味料会社が研究

(2010年9月1日 毎日新聞社)

カツオのだしに、コレステロールの酸化を抑える働きがあることが、
焼津市の調味料製造・販売会社、
焼津水産化学工業(坂井和男社長)の研究で分かった。

人体で同様の効果が得られるか、調べる。
同社広報室は、「人体でも効果が見られれば、
各種疾患の予防につながり、カツオだしでおいしく健康になれる」

これまでカツオだしには、EPA(エイコサペンタエン酸)と呼ばれる
脂質の酸化を抑制する働きがあることが分かっていた。
今回は、動脈硬化などの疾患を招くとされるコレステロールの酸化を
抑制するかどうか、カツオだしを鶏肉に加えて実験。

鶏肉に液体のカツオだしを混ぜて作ったつくねを2週間冷凍し、
コレステロール酸化物の生成量を調べた。
カツオだしを加えたつくねは、つくねの油分1gに対し、
生成量は30・9ug、加えていないものの49・2ugに比べ、
37%減っていた。

同社は、「日本調理科学会」で研究結果を発表。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/9/1/124808/

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