2010年11月23日火曜日

衛生状態の改善で年間240万人を救える 米英科学者が研究結果発表

(2010年11月16日 共同通信社)

1月に大地震があったハイチで、900人以上がコレラで死亡、
発展途上国の衛生問題が大きくクローズアップ。
米英の科学者は、途上国の衛生状態を改善すれば、
多くの人の命を救うことができる、とする研究結果を相次ぎ発表。

米科学者グループが発行する医学誌

「パブリック・ライブラリー・オブ・サイエンス(PLoS)」によると、
世界の総人口の約20%に当たる26億人は、
トイレが使えず、屋外で排便し、こうした人々の3分の2は、
アジアおよびサハラ以南のアフリカ諸国で生活。

良好な衛生環境の中で生活している人は、先進国では99%、
途上国では53%に過ぎず、先進国と途上国の格差が大きい。

英科学者グループが発行する医学誌
「ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン&トロピカル・メディシン」は、
世界全体の疾病による死者の7%以上は、
不衛生な環境と飲料水が原因、
こうした問題を解消すれば、世界全体で年間約240万人の命を
救うことができると指摘。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/11/16/128359/

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