2011年6月19日日曜日

『究極の節電ハウス』実証実験スタート

(サイエンスポータル 2011年6月9日)

太陽電池や蓄電池と次世代省エネ家電などを組み合わせて、
外部からの電力供給ゼロを目指す「節電を極める家」を、
シャープが堺市内の同社太陽電池工場敷地内に建設、
実証実験を始めた。

このエコハウスは、延べ床面積約270平方メートルの木造2階建て住宅。
9kwの太陽光発電システム、8kw時のリチウム蓄電池、
センサー連動のLED(発光ダイオード)照明、電気自動車と連携できる
インテリジェントパワーコンディショナのほかに、
直流電力で作動する次世代をにらんだ家電機器などを備えている。

これらを、家庭エネルギー管理システムでネットワーク化することで、
太陽電池、蓄電池の電力と家電機器の消費電力量を
最適に制御することが可能。

LED照明による節電性能のほか、太陽電池で発電したエネルギーを
交流に変換せず、直流のまま利用する将来に向けた給電技術も検証。

インテリジェントパワーコンディショナと連携し、
電気自動車用バッテリーを家庭用の蓄電池として利用する試みも行う。

http://www.scienceportal.jp/news/daily/1106/1106092.html

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