(岩手日報 12月23日)
シンガポールの南洋理工大2年・日本愛好会の
李国豪(リーコーハオ)さん(22)は、盛岡市に滞在し、
同市の大学生らと交流を深めた。
11月上旬の日本・シンガポール青少年観光交流促進事業で、
シンガポールを訪れた盛岡さんさ踊りと北上鬼剣舞の訪問団の受け入れ窓口を
担当したことがきっかけ。
李さんは、観光課の志賀達哉課長と懇談。
「大学間の国際交流をしてみたい」、
「今度盛岡さんさ踊りがシンガポールにきたら、みんなで習いたい」などと伝えた。
志賀課長は、「岩手を広く紹介していただければ、いろいろ交流できる。
さんさ踊りをシンガポールでも広めてほしい」と答えた。
2人はプレゼントを交換し、握手を交わした。
李さんは、大学のプログラムで日本の工場などの視察研修を終えた後、
1人で盛岡市を訪れ、盛岡さんさ踊りのメンバーと再会を喜んだ。
安比高原では、生まれて初めてスキーを楽しんだ。
盛岡さんさ踊りのメンバーは、李さんの歓迎会を開いた。
盛岡観光コンベンション協会の高橋賢一事務局長は、
「帰国したら、盛岡の良さをPRしてほしい」と観光パンフレットやはしを贈った。
李さんは、シンガポール人の生活風景を映像で紹介。
「岩手山や空がとてもきれいで印象的だ。
今後、両国の学生がホームステイし合うような交流につなげたい」と望んでいた。
歓迎会に参加した県立大短期大学部国際文化学科2年の浅沼さや香さんは、
「話を聞いて、多様な文化を知ることができた」。
岩手大教育学部1年の畠山歩さんは、
「さんさ踊りが受け入れてもらえたように感じた。また行きたい」
盛岡さんさ踊りと北上鬼剣舞の訪問団は、
11月5日から4日間シンガポールに滞在し、
踊りや意見交換などで地元学生と交流した。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081223_7
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