(岩手日報 12月16日)
政府は、本県の御所野遺跡(一戸町)を含む縄文遺跡群を
「北海道・北東北の縄文遺跡群」から、
「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」に名称変更し、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する世界遺産の
登録候補一覧表「暫定リスト」に追加登載することを正式に決めた。
今後、文化庁と関係自治体は、構成資産の範囲拡大に向けた検討に入る。
外務省で開かれた世界遺産条約関係省庁連絡会議で決まった。
文化審議会世界文化遺産特別委員会は9月、
「縄文遺跡群」について「暫定リスト登載が適当」と判断した際、
主題を北海道・北東北に絞らず、
「落葉広葉樹林帯が広く展開する地域・年代に拡大」するよう注文。
名称も、それにふさわしく改めるよう求めていた。
今後は、推薦書作成に向けて
▽北海道・北東北以外への対象拡大
▽代表的な遺跡の厳選
▽復元的整備手法の国際的合意形成
▽保存管理計画策定―などが課題。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081216_2
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