(岩手日報 12月28日)
奥州市水沢区の特定非営利活動法人(NPO法人)
奥州おもしろ学(佐藤秀昭理事長)は、胆江地区出身の人物や
名所をまとめた「奥州おもしろ学ジュニアテキスト」を作った。
同法人が、今年から始めた「ご当地検定」の好評を受け、
小中学生向けに、より易しい内容とした。
来年2月のジュニア検定に向け、出前授業も受け付ける。
関係者は、「子どもたちが地元を学ぶきっかけにしてほしい」と期待。
ジュニアテキストはA4判で、74ページ。
内容は、「一般向けの初級より易しいレベル」(佐藤理事長)で、
世界遺産登録を目指す地元の文化や人物、産業や物産などを幅広く紹介。
同法人は、地域を面白く理解してもらおうと2、10月に検定試験を実施。
市内外から初級、中級部門に延べ約100人が受験。
ジュニア検定の対象は小中学生とし、問題は、テキストを基に出題。
点数に応じて金、銀、銅賞を与え、不合格は設けない。
検定前に佐藤理事長らが、地域の学校や公民館で講義する「出前授業」を予定。
学校や子ども会単位などでの応募を見込むが、
佐藤理事長は「1人、2人でも希望があれば向かいたい」と積極的。
佐藤理事長と佐藤幸男常務理事は、奥州市江刺総合支所と
金ケ崎町役場を訪れ、地域の小中学校にテキスト計120冊を寄贈。
菅原義子市教育長は、「関心と誇りを持ち、
将来的に地元に住むきっかけとなればうれしい」
検定試験は、2月7日午後2時から奥州市水沢区横町のメイプル4階で行う。
申し込みは、1月20日-2月3日の午前10時から正午まで、
メイプル内の奥州寺子屋(0197・34・2100)。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081228_9
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