(日経ヘルス 12月25日)
ツムラ ライフサイエンスは、第45回日本臨床生理学会総会において、
入浴で発現する熱ショックタンパク(以下HSP 70)の増加に関する検証と、
健康的な入浴法についての研究結果を発表。
これまでの研究で、マイルドな加温により、人の体内には様々なストレスに
対する生体防御効果、免疫増強効果、疲労の回復効果が得られる物質、
HSP 70が発現することがわかっていた。
今回、入浴とHSP 70の発現との関係性を調べるため、
平均年齢43.8歳の男性11人に対し試験を実施。
42℃ 5分の「熱めで短時間」、40℃ 20分の「ぬるめで長め」の2パターンに分けて
入浴してもらい、HSP 70値や体温の測定、生化学検査を行った。
その結果、「熱めで短時間」の入浴より、「ぬるめで長め」の入浴のほうに、
HSP 70の優位な増加、及び免疫力の指標であるNK活性の有意な増加が確認、
筋肉疲労時に発生する物質クレアチンの低下が見られた。
体温の上昇や入浴後の保温に優れていることがわかった。
「ぬるめで長め」の入浴のほうが、ストレス、疲労回復、免疫増強に
効果的であると報告。
http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20081225/102989/
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