2009年10月26日月曜日

教職員多忙化 盛岡市教委、時間外勤務実態調査

(岩手日報 10月25日)

盛岡市教育委員会(八巻恒雄教育長)は、多忙化解消のため、
管内小中学校で教職員の時間外勤務実態を調査。

その結果、中学校の月平均時間外勤務は40~60時間、
月約200時間を記録した勤務事例も。

調査は昨年7月から開始。
今年は昨年と比較し、全体では時間外が減った。
市教委は、「事務手続きの改善などの取り組みとともに、
毎日記録を取ることで意識改革につながったのでは」と、
実態把握が時間外を減らす効果もあるとみて調査を継続。

市教委内に設置された安全衛生委員会から、
「多忙化解消のため、まず勤務実態の把握を」という提言で調査。

管内小学46校の教職員918人、中学21校542人の
計1460人が対象。
昨年7、9、12月の時間外勤務の報告を一人一人に求めた。

月平均超勤時間は、中学校が7月51時間、9月60時間、
12月43時間で、小学校は7月31時間、9月39時間、12月27時間。
学校単位の最長は、中学校が7月の77時間、
小学校は9月の102時間。

個人の最長は、中学教諭の198時間(7月)、
小学教諭は172時間(同)。
平日の時間外のほか、土日休日には部活指導などを行っていた。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091025_3

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