2009年12月22日火曜日

小学生の視力低下止まらず 0・3未満が過去最多

(2009年12月18日 共同通信社)

視力が0・3に満たない小学生の割合が、
2008年度より0・2ポイント増えて7・3%に上り、過去最多。

文部科学省が公表した、09年度学校保健統計調査速報。
調査項目に加わった1979年度の2・7倍に増加。
視力低下が止まらない現状。

背景には、幼児期からのテレビゲーム、パソコンの影響があるとみられ、
文科省は、「以前より目を酷使する機会が増えたのではないか」と分析。
「0・3未満」の児童の割合は、6年が14・9%(昨年度比0・9ポイント増)、
4年が8・4%(同0・5ポイント増)。
1年は1・0%、2年は2・7%で、いずれも昨年度と同じ割合。

中学生は0・4ポイント減り、22・0%。
高校生も0・7ポイント減の27・7%、「1・0未満」の割合は、
1・4ポイント増加し、59・4%を占めた。

中1の虫歯の本数は、過去最少の1・4本。
低下を続けており、10年前の2・9本の半数以下になった。

ぜんそくの子どもの割合は、小学校4・0%、高校1・9%、
最高を更新。
粉症などを含む鼻・副鼻腔疾患の児童生徒の割合も
高校9・6%、中学校10・8%、小学校12・6%、幼稚園4・0%。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/18/113308/

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