(2009年12月18日 毎日新聞社)
岩手県は、今年度学校保健統計調査の結果(速報値)を発表。
肥満度20%以上になる肥満傾向児の割合は、
6歳男児が9・16%、10歳女児が15・49%で全国で最も高かった。
他の年代も昨年度と同様に順位が高く、
県教委スポーツ健康課は、「小学校の統廃合が進み、
バスや自家用車での通学が増えたほか、
少子化で外で遊ぶ機会も減っている」と分析。
調査は、5~17歳の県内1万2933人を対象に行い、
全体から7・8%を抽出して結果をまとめた。
男児の肥満傾向は、5歳で全国2位の6・08%(前年度4位、5・53%)、
12歳が全国4位の15・94%(同1位、18・93%)。
女児は、5歳で全国2位の5・05%(同5位、4・66%)、
12歳で3位の13・27%(同4位、14・02%)。
同課が小学生を対象にまとめた地域別では、
二戸が14・52%で最も高く、久慈14・43%、宮古13・85%、
県北・沿岸部で肥満傾向が強かった。
盛岡が、10・26%で最も低かった。
同課の平野晃施設・学校健康担当課長は、
「肥満は、体力や運動能力が低下しがちになり、
生活習慣病につながりかねない」。
昨年度、導入した体育の授業を手伝うアシスタントを活用し、
児童や生徒の運動を習慣づけていく。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/18/113364/
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