2009年12月23日水曜日

梅に糖尿病の治療効果成分?

(2009年12月18日 読売新聞)

和歌山県みなべ町は、特産品の梅に糖尿病治療などに
利用されている「α-グルコシダーゼ阻害剤」の効果がある成分が
含まれていることを、県立医科大の研究グループなどとともに
解明、特許を取得。

古くから「梅干しは体によい」などと言われてきたが、
具体的な効果を検証しようと、県立医科大や近畿大などの
8機関が2001年から、研究を重ねてきた。
昨年、胃潰瘍などの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌を
抑制する物質があることを解明、特許を取得。

今回の特許では、食後高血糖を改善するために服用されている
α-グルコシダーゼ阻害剤の効果がある成分が、
梅にも含まれていることを突き止めた。
動物実験などでは、糖尿病の予防効果も。

宇都宮洋才・県立医科大講師は、
「研究が続いており、具体的な成分などは公表を控えたいが、
言い伝えられてきたことが、科学的に裏付けられたと思う」
特許の取得を受け、町は梅のこうした効果を積極的にPR。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/18/113332/

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