2010年7月13日火曜日

メタボ割合、東高西低 「生活習慣、産業と関連か」 静岡県分析

(2010年7月4日 毎日新聞社)

県は、08年度の特定健診から得られた結果を分析し、
生活習慣にかかわる健康度が、市町別に一目で分かる
地図を作成した。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や、高血圧症、
習慣的喫煙者の割合がいずれも県東部で高く、西部で低い、
県は「今後、市町別の健康対策に活用したい」

県内の40~74歳までの国民健康保険加入者約20万人の
健診データを分析。
各市町の傾向を、年齢構造を考慮して補正し、
県平均に対し、「低い」から「高い」まで4段階に分類。

メタボリックシンドロームは、県全体では男性39・5%、
女性15・5%が該当。

県平均よりも「高い」地域は、男女ともに下田市、南伊豆町、
御殿場市、富士市など東部に集中。
「低い」市町は、藤枝市、掛川市、森町など。

習慣的喫煙者は、県内で男性25・6%、女性5・2%、
下田市、熱海市、伊東市などで高く、浜松市などで低かった。

県は、こうした結果の背景を今後、分析。
県健康増進課は、「産業構造が生活習慣に
影響しているかもしれない。
背景も吟味しながら、各市町と一緒に対策に取り組みたい」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/7/5/122403/

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