2010年7月17日土曜日

愛されて1周年 大船渡・三陸町の恋し浜駅

(岩手日報 7月8日)

大船渡市の三陸鉄道恋し浜駅は20日で、旧小石浜駅から
名称変更して1年を迎える。
恋愛のパワースポットとして人気を集め、駅舎内に奉納された
「ホタテ絵馬」は約2千枚。
19日、1周年記念イベントを開催する予定、
地元の思いを乗せたブランドは順調に加速を続ける。

恋し浜駅は、昨年7月20日に改称。
駅のキャッチフレーズも、「藍の磯辺」から「愛の磯辺」に変更。
雑誌で恋愛のパワースポットとして紹介、
三鉄利用のツアーでも人気の場所。
駅舎内には、願掛けしたホタテガイが並ぶ。

「恋し浜」を商標登録したのは、
綾里漁協小石浜青年部(佐々木淳代表)。
鮮度、味、安全性が売りのホタテガイで名が知れ、駅名改称のほか、
先日は恋し浜を冠したバラも誕生。

同駅は、1985年に三鉄初の請願駅として設置。
小石浜部落会の佐々木靖男会長は、「ホタテや駅のおかげで
知名度が一気に高まり、駅ではカップルも見掛けるようになった。
さらなる地域活性化につなげたい」

19日の改称1周年記念イベントでは、バラ「恋し浜」とツバキを
子どもたちが恋し浜駅周辺に植樹。
盛、釜石、宮古の各駅では、小石浜青年部が午前10時~午後2時の
9本の列車発車に合わせ、恋し浜ホタテを計900枚、無料提供。

盛駅の金子盛継駅長は、「地域の協力に支えられ、PRができている。
列車に乗って、ホタテ絵馬に願いを込めてほしい」と利用を呼び掛ける。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100708_10

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