(岩手日報 7月10日)
久慈市は、東京農大(大沢貫寿学長)と連携協力に関する
協定を結び、地域農業の発展や農商工連携の推進などについて
協力して研究する。
同市で栽培が盛んなホウレンソウや菌床シイタケ、
畜産物といった地場産品の生産技術向上などに成果が期待。
同大と協定を結ぶのは、県内で初めて。
調印式は、東京都で行われ、山内隆文市長と大沢学長が出席。
協力項目は、
▽地域農業の多面的な発展、
▽農商工連携の推進、
▽都市と農村交流の推進―など5分野。
久慈の地域資源や環境を研究活動に活用してもらうとともに、
同大が持つノウハウを活性化に生かす。
テーマは今後検討していく。
具体的な取り組みとして、特産の「雨よけホウレンソウ」の
連作障害対策や堆肥、産直施設活性化の研究などが考えられる。
同大は1999年から、同市山形町のバッタリー村で、
山村生活を体験する講座を開催。
2008年から3年間は、中山間地の経済や社会、文化機能に
関して研究する山村再生プロジェクトを展開、
同大から協定締結を呼び掛けた。
市ふるさと振興課の賀美吉之課長は、
「栽培技術の向上や地場産品の差別化などに
力を貸していただければ」と期待。
久慈市が大学と協定を結ぶのは、岩手大に続き2例目。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100710_13
0 件のコメント:
コメントを投稿