2010年10月7日木曜日

ネバネバ菌が鉄道網…日本人にイグ・ノーベル賞

(2010年10月1日 読売新聞)

愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が、
ハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を
設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らの
チームが、「交通計画賞」を受賞。

中垣教授らは、粘菌に迷路を解かせる研究で、
2008年にも「認知科学賞」を受賞。

ネバネバの粘菌の集合体は、エサを求めて細長く伸びる。
迷路のゴールにエサを置けば、粘菌は入り口から出口まで
最短距離でつなぐほか、都市に当たる場所にエサを配置すると、
粘菌はエサの間に、鉄道網とそっくりの効率的なネットワークを形成。

このほか、「靴の外側に靴下をはけば、凍結路での転倒頻度が低下する」
研究が「物理学賞」、「従業員をランダムに昇進させると
組織の効率が上がる数学的証明」が「経営賞」を受賞。
メキシコ湾で原油流出事故を起こした英石油大手BPには
「油と水は混じらないという古い定説を否定した」として
「化学賞」が与えられた。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/10/1/126334/

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