2010年12月17日金曜日

水ビジネスの海外展開目指す『ウォータープラザ』完成

(サイエンスポータル 2010年12月15日)

世界の水・エネルギー問題の解決と水ビジネスの海外展開を目指す
国内初の「ウォータープラザ」が北九州市に完成。

ウォータープラザを建設したのは、
新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託を受けた
「海外水循環ソリューション技術研究組合」
(日立プラントテクノロジーと東レが3月に設立)。

施設は、国内最大規模の海水淡水化と下水再利用の機能を持ち、
省エネ・低環境負荷・低コスト型造水システムの運営実証を行う
「デモプラント」と、多様な水処理機器を試験できる「テストベッド」から成る。

日本は、東京都水道局が3.3%という世界一低い漏水率を
達成しているように、優れた水システムを持つ。
排水処理に必要な膜技術でも世界をリードし、
都市の水再利用が盛んだ。

「ウォータープラザ」は、自治体、国、企業が連携し、
総合的な水処理技術に関する運営ノウハウを蓄積、研究開発する
モデルケースになる、と新エネルギー・産業技術総合開発機構は期待。

http://www.scienceportal.jp/news/daily/1012/1012151.html

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