2011年2月2日水曜日

交通基本法案:「自転車活用」盛る 政府検討

(毎日 1月29日)

菅直人首相は、政府が今国会提出に向けて検討を進めている
交通基本法案の中に、人と環境に優しい自転車の活用を
盛り込む意向を明らかにした。

自転車活用推進議員連盟事務局長の岩城光英参院議員(自民党)
が、
欧米諸国や韓国が、自転車を生かした交通政策を推進していることを提示。
「我が国も、自転車計画を制定すべきだ。
自転車活用促進基本法の制定など、総合的な交通施策を進めることが重要」
と首相の所見を尋ねた。

菅首相は、「人と環境に優しい総合交通体系の構築は重要課題で、
自転車も重要な役割を担うと考えている」

「交通基本法案や法案で想定している交通基本計画で、
自転車の活用の課題にも取り組んでいく」

交通基本法案は、すべての交通について基本理念や方向性を定め、
交通基本計画で具体的施策を決める。

自転車の保有台数は、08年3月時点で6910万台、
自転車専用の通行区間は、全国約2800kmで、
道路総延長の0.2%にとどまるうえ、
対歩行者の事故はここ10年で3.7倍に激増するなど、
走行環境の整備が課題となっている。

http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20110129k0000m010096000c.html

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