2008年4月25日金曜日

ホーキング博士、地球外生命体の可能性を語る

(CNN 4月22日)

英国の物理学者、スティーブン・ホーキング博士(66)が、
米航空宇宙局(NASA)設立50周年を記念して、
米ジョージワシントン大学で講演。

講演は、「地球外生命体は存在するかどうか」がテーマ。
おそらく人類は孤独ではない、とホーキング博士は語り、
ではなぜ宇宙人が流す電波をわれわれは傍受できないのか、
例えば「エイリアンクイズ番組」のような放送電波に遭遇しても
いいのではないかと問い掛けた。

地球外生命体は存在しないかもしれないし、存在するとしても、
宇宙に電波を送る技術があるのなら、
核兵器開発能力も持っていると考えることもできる。

しかしホーキング氏は3番目の可能性を信じたいといい、
原始的な生命体は非常によくあるが、知的生命体は極めて稀有だ。
地球でも、それ(知的生命体)はまだ発生していないという意見もある」。

宇宙人に恐怖を感じないかとの問いには、
宇宙人に誘拐されるという話は妄想だとしても、
宇宙人は地球人とは違うDNAを持っているかもしれず、
「もし宇宙人に出会ったら、地球人が抵抗力を持たない病気に
感染するかもしれない」。

人類の宇宙探査については、
「もし人類があと百万年生き続けようとするのなら、
前人未到の領域に踏み込む大胆さが必要」。
宇宙探査に予算を割くことを渋る人たちは、
1492年のコロンブスの冒険に反対した人たちと同じだと言い、
新世界の発見は、旧世界に根本的な変化をもたらした。
ビッグマックもKFCもなかったかもしれないと考えてみてほしい」。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200804220015.html

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