2009年1月28日水曜日

女性は空腹を抑えにくい? 米チームが脳解析

(共同通信 2009年1月20日)

女性は、男性に比べて空腹感を抑える能力が低いとの研究結果を、
米ブルックヘブン国立研究所などのチームが、
米科学アカデミー紀要電子版に発表。

空腹時に好きな食べ物を見てもらい、脳の活動状態を調べた。
研究チームは、「女性に食べ過ぎてしまう傾向が強いという過去の研究と
矛盾がなく、女性のダイエットが成功しにくいことの根拠になるかもしれない」

実験に参加したのは、20-40代の健康で標準的な体格の男女計23人。
実験前夜の食事から17時間以上たった空腹状態で、
サンドイッチやピザなど、それぞれの好物を見たりにおいを確かめたりした。

その直後に、陽電子放射断層撮影装置(PET)で脳の状態を調べると、
男女とも通常より脳は活性化していた。

しかし、食べ物を無視したり別のことを考えたりして
空腹感を抑えるよう求めると、男性は女性と比べて感情の働きなどに
関係する「扁桃体」などの領域の活動が大幅に低下。
実際に感じる空腹感も、男性の方が少なくなっていた。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/1/20/86616/

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