2009年9月26日土曜日

トムソン・ロイターのノーベル賞有力候補に小川誠二氏

(サイエンスポータル 2009年9月25日)

情報企業「トムソン・ロイター」は、10月5日からの
ノーベル賞授賞発表前に、医学生理学、化学、物理学、
経済学賞の受賞有力候補者25人を発表、
日本からは小川誠二氏が医学生理学賞の有力候補者。

トムソン・ロイターは、同社が持つ学術文献引用データベースに
基づき、学術論文の被引用数が多い研究者を
ノーベル賞受賞の可能性も高いとみなして、毎年発表。

小川氏は、磁気共鳴機能画像法(fMRI)の基本原理を
発見した功績で知られる。
ことし医学生理学賞受賞の可能性があるとして、
同社は3つの研究業績に計6人の研究者を挙げているが、
「磁気共鳴機能画像法の基本原理発見」は、小川氏一人だけ。

同社(旧トムソンサイエンティフィック社)は、
2002年から昨年まで、日本人8人を含む92人を医学生理学、
化学、物理学、経済学賞の受賞有力候補者に挙げ、
このうち11人がノーベル賞を受賞。

小川誠二氏は、東京大学工学部を卒業後、
米スタンフォード大学で博士号取得、ベル研究所など
米国での研究生活が長い。
米医学アカデミー会員。
2003年に日本国際賞を受賞。

http://scienceportal.jp/news/daily/0909/0909251.html

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