(岩手日報 9月12日)
県と北上市、東芝(佐々木則夫社長)は、
「企業の森づくり活動」の協定を結んだ。
東芝が経費を負担し、同社の半導体製造子会社の
岩手東芝エレクトロニクス(北上市)の社員がボランティアで、
同市和賀町の市有地にブナやミズナラなど広葉樹の植樹、
下草刈りを行う。
県が仲介し協定を結ぶのは2例目。
協定書の締結式は県庁で行われ、関係者9人が出席。
達増知事、伊藤彬北上市長、並木正夫副社長が協定書にサイン。
達増知事は、「東芝が率先して参加することは、
企業の森づくり活動に大きな励みになる。
県としても、より一層、活動を推進していきたい」
並木副社長は、「東芝グループの半導体事業の一翼を担う
岩手東芝エレクトロニクスが、こういった活動に参加できるのは
大変喜ばしい」
活動は、岩手東芝エレクトロニクスの社員が、
北上市和賀町の市有地4・5ヘクタールに、
ブナやミズナラなどを計9千本植え、下草刈りなどを行う。
協定期間は、2014年3月末まで。
今年は10月17日に植栽活動を行う。
県と東芝は同日、県内全域を対象に、
協同で森林整備を進める包括協定も結んだ。
これまで、県が仲介して企業の森づくり活動の協定を結んだのは、
雫石町と同町の盛岡セイコー工業の1件。
活動は、同社が資金提供し、同町七ツ森森林公園内の
杉林約1・4ヘクタールの間伐を行うほか、
社員の野外活動などの場としても使用。
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200909/e0909121.html
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