2009年9月23日水曜日

東芝が北上で森づくり 県、市と協定締結

(岩手日報 9月12日)

県と北上市、東芝(佐々木則夫社長)は、
「企業の森づくり活動」の協定を結んだ。
東芝が経費を負担し、同社の半導体製造子会社の
岩手東芝エレクトロニクス(北上市)の社員がボランティアで、
同市和賀町の市有地にブナやミズナラなど広葉樹の植樹、
下草刈りを行う。
県が仲介し協定を結ぶのは2例目。

協定書の締結式は県庁で行われ、関係者9人が出席。
達増知事、伊藤彬北上市長、並木正夫副社長が協定書にサイン。

達増知事は、「東芝が率先して参加することは、
企業の森づくり活動に大きな励みになる。
県としても、より一層、活動を推進していきたい」

並木副社長は、「東芝グループの半導体事業の一翼を担う
岩手東芝エレクトロニクスが、こういった活動に参加できるのは
大変喜ばしい」

活動は、岩手東芝エレクトロニクスの社員が、
北上市和賀町の市有地4・5ヘクタールに、
ブナやミズナラなどを計9千本植え、下草刈りなどを行う。
協定期間は、2014年3月末まで。
今年は10月17日に植栽活動を行う。

県と東芝は同日、県内全域を対象に、
協同で森林整備を進める包括協定も結んだ。
これまで、県が仲介して企業の森づくり活動の協定を結んだのは、
雫石町と同町の盛岡セイコー工業の1件。
活動は、同社が資金提供し、同町七ツ森森林公園内の
杉林約1・4ヘクタールの間伐を行うほか、
社員の野外活動などの場としても使用。

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200909/e0909121.html

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