2009年10月21日水曜日

やせ、太りすぎより短命 40歳の余命で6年の差

(2009年10月13日 共同通信社)

40歳の人の平均余命は、肥満度別にみると
「やせ」の人が最も短く、最も長い「太りすぎ」の人より
6年程度短命との研究結果を、
東北大公衆衛生学の研究グループがまとめた。

肥満度は、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った
体格指数(BMI)。

研究グループは、世界保健機関(WHO)の基準に基づき、
18・5未満を「やせ」、18・5以上25・0未満を「普通」、
25・0以上30・0未満を「太りすぎ」、30・0以上を「肥満」と分類。

宮城県内の40~79歳の男女約4万4千人を、
1995~2006年まで追跡調査、分析。

40歳の人の肥満度ごとの平均余命は、男女とも順序は同じで、
「太りすぎ」が最長(男性40・5年、女性47・0年)。
「普通」(男性38・7年、女性46・3年)、
「肥満」(男性37・9年、女性44・9年)、
「やせ」(男性33・8年、女性41・1年)の順。

分析した大学院生の永井雅人さんは、
「循環器疾患による死亡リスクは肥満だけでなく、
やせでも上昇するとの報告や、やせでは肺炎など
呼吸器系疾患による死亡リスクが高いとの研究もあり、
そうした影響によるのではないか」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/10/13/109056/

0 件のコメント: