2010年8月20日金曜日

3D映画は視聴注意、頭痛や眼精疲労

(2010年8月10日 読売新聞)

立体的な映像を楽しめる3D映画を見て、
頭痛や眼精疲労などを訴える人が相次いでいるとして、
国民生活センターが注意を呼びかけている。

神奈川県の40代の女性は今年5月、中学1年の娘と3D映画を見た。
その後、女性は眼精疲労と頭痛を感じ、
娘も乗り物酔いに似た症状が続いた。

同センターによると、同様の体調不良に関する相談が、
今年に入って5件寄せられた。
3D映像は、従来の2D映像に比べ、酔いや疲労を感じやすい。
なぜ、こうした症状が出るのかについて研究は進んでいない。

今夏公開の映画には、3D版での上映が増え、
3D対応テレビも相次いで発売。

同センターは、3D映像を視聴する際の注意点として、
〈1〉気分が悪くなったら、視聴を中止する
〈2〉見た後、しばらくは自動車の運転を控える
〈3〉幼い子どもに見せるのは避ける--など。

同センターは、映画業界に対して、3D映像の注意点を
映画館で周知することなどを要望。
映画産業団体連合会は、「要望に沿う形で対処するため、
映画制作会社や劇場の関係者を集めた対策会議を開きたい」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/8/10/123847/

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