(2010年8月7日 毎日新聞社)
都教育委員会は、子どもたちに体力を付けさせるための
12年度までの対応策をまとめ、「1日1万5000歩」、
「小学校での運動部創設」などの目標を掲げた。
都内の子どもの体力が、ほとんどの学年で全国平均を
下回っているため。
都教委は、12年度までに体力を全国平均にまで引き上げ、
19年度にはピークだった昭和50年代のレベルまで向上させたい。
都教委によると、79年の小学生の歩数は1日平均約2万7000歩。
07年、約1万3000歩に減少。
背景には、ゲーム機の普及で外で遊ぶ時間が減ったことなど。
「現段階において、子どもが体力を高めていくために妥当な目標」として、
「1日1万5000歩」とした。
達成度をみるための歩数計の配布を検討。
09年度の小学校の部活動で、運動部には全体の0・6%の
約3000人しか参加していない、
「1日60分運動・スポーツ」の実践を最低基準にし、
運動部の創設を促していく。
文化部には約1万人が参加。
文部科学省が、小学5年と中学2年を対象に昨年度実施した
全国体力調査では、都道府県別で小5の男子38位、女子35位。
中2の男子は46位、女子は43位。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/8/9/123755/
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