2011年6月18日土曜日

ニコチンに食欲減退作用…でも、たばこは危険

(2011年6月11日 読売新聞)

たばこに含まれるニコチンが、脳に作用し食欲を減退させる仕組みを、
米エール大学医学部などの研究チームが解明、
10日付の米科学誌サイエンスで発表。

マウスを使った実験で、ニコチンが脳内の信号伝達に
どのような影響を与えるかを調べた。
その結果、ニコチンは、摂食に関わる視床下部にある「POMC」という
神経細胞の回路を活性化させ、食欲を抑制する信号を多く発信させる。
このため、喫煙者は食べる量が減り、体重も減る。

「多くの人が、体重が増えるから禁煙しないと言う。
残念ながら、喫煙で確かに体重は減る」としながらも、
「喫煙で体重が減っても、がんや心臓病が増えるので危険」

「研究が進めば、このメカニズムを利用して、
肥満防止の新薬を開発することも可能」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/6/13/137849/

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