2008年10月12日日曜日

中学生向け学習ソフト開発 県教委など

(岩手日報 10月10日)

県教委と県立総合教育センターは、
独自のパソコン学習ソフト「Gベース」を開発したと発表。
県内中学校に配布している問題集「Gアップシート」と、
同じ内容をパソコン上で学習でき、
11月から同センターのホームページで公開する予定。
中学生の学力向上へ、家庭学習などでの活用が期待。

「Gベース」は、学校ごとに配布を検討するID、パスワードがあれば
ダウンロードも可能。
今回活用した「Gアップシート」は2007年、本県の独自教材として、
国語、数学、英語の3教科で作成。
行政が作成した教材のデジタル化は、全国的にも例がない。

開発したのは、数学と英語。国語は、採点が難しいため見送った。
内容はシートと同じだが、パソコン上で「選択」、「反復」、「自学」
できる利点がある。
採点機能も持つほか、得点や学習回数の履歴も一覧表で表示する。

県内でインターネット接続環境にある児童生徒の世帯は、6-7割。
パソコンのない家庭では、従来のプリントで問題に取り組むことに。
同センターの藤原忠雄所長は、
「使いやすさを重視して自主開発したソフト。
全国学力テストでも課題となった本県中学生の家庭学習の定着に
役立ててほしい」と活用を呼び掛ける。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081010_9

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