2008年10月14日火曜日

大船渡市民文化会館リアスホール利用説明会開催

(東海新報 10月9日)

大船渡市民文化会館・リアスホールの使用受付説明会。
市側では、利用予約の受付方法や使用料金などを説明。
年内は、施設使用料を無料とする方向で検討、
利用料減免制度は文化団体などに適用されている市内の教育施設と
比較して、限定的な運用となる方針が示された。

同館は10月末の完成、11月15日(土)開館を目指して、
現在整備が進んでいるが、使用受付開始は今月14日を予定。
説明会は、使用方法や申し込み手続きなどについて理解を深めてもらおうと
開催し、市民ら約20人が出席。

説明役は、市民文化会館の志田努館長補佐が務めた。
出席者には、各階ごとの平面図が配布、
大ホールやマルチスペース、図書館部分の機能などについて説明。

市条例で定められた施設使用料も、各スペースや利用時間などに分けて提示。
大ホールは、来場者から徴収する入場料や曜日に応じた金額設定。
入場料は、3段階設けられ、「無料から2千円まで」は同じ使用料。
市民団体が主催して、舞踊発表や音楽会などを開く場合、
入場料が2千円以下が多く、利用しやすい価格設定にした。
受付予約について、使用形態によって受付期間を分ける方針。
志田館長補佐は、「多くの施設をまたがって利用する予約を優先したい」

催事開催として大ホールを使用したり、同ホールと一緒に他のスペースを
使用する場合は、使用日の1年前から1カ月前までの間に予約。
練習目的での大ホール使用は、3週間前から5日前まで。
マルチスペースの催事予約は、6カ月前から1カ月前まで。
会議室、和室、練習室、スタジオの単独使用は、使用日3カ月前から当日まで。
大ホール以外の施設を複数使用する場合は、6カ月前から受付ができる
優遇措置がとられるが、使用日の4カ月前までに申し込む。

当面の対応として、開館から12月末までの使用料は、無料とする方向。
施設全てを対象とするか、一部にとどめるかは現在調整中。
年内は、完成した施設を見学してもらう「施設のお披露目期間」と位置づけ、
大ホールやマルチスペース、展示ギャラリーは
練習目的の使用に限定する方針。

利用料の減免措置について、志田館長補佐は
「広い芸術文化活動や市民活動、一般利用も想定。
特定の方々を優遇する形にはいかず、(減免は)できるだけ限定的としたい」

公益上特に必要な場合には適用する方向だが、
カメリアホールなど市内にある文化施設と同じような適用対象による
減免措置は難しいとの見方。

使用料、利用予約に関する問い合わせは、
市民文化会館(市役所内、電話27-3111内線168、203)

http://www.tohkaishimpo.com/

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