2008年10月15日水曜日

ホッケーの町に栄光の樹 岩手町で五輪記念し植樹

(岩手日報 10月11日)

岩手町出身のホッケー日本代表・小沢みさきさん(23)
=富士大大学院、沼宮内高―富士大出=の北京五輪出場を記念する
植樹式は、同町子抱の町ホッケー場で行われた。
植えたのは、五輪由来の「栄光の樹」。
次なる栄光を目指し、五輪と町を結ぶ象徴とする。

「ホッケーの町」を掲げる同町から初の五輪選手となった小沢さんと、
今年8月の全日本中学生選手権大会で優勝した一方井中女子前主将の
高橋真唯さん(3年)、民部田幾夫町長が
高さ約1メートルのドイツカシワの苗木を植えた。

植樹は、町民ホッケー大会の開会式に先だって行われ、
ユニホーム姿の児童生徒ら約200人があこがれのまなざしで見守った。
標柱には、「勝利の栄光のために成長せよ」と記され、
高台からグラウンド全体を見渡す。

小沢さんは、「次回ロンドン五輪では、チームにとって欠かせない
存在となるため、この4年間で成長したい。
岩手の後輩たちも五輪を身近に感じ、夢を持って頑張ってほしい」

苗木は、1936年のベルリン五輪三段跳びで優勝した田島直人選手が
副賞として母校の京都大に持ち帰ったドイツカシワの子孫で、
栄光の樹についての著書がある滝沢村滝沢の小山尚元さん(70)が
自宅で種子から育てた。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081011_13

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