(毎日 1月10日)
大根抜きなど負担の大きな農作業を手助けする「農業ロボットスーツ」を、
東京農工大が開発し、東京都府中市のキャンパスで実演。
スーツの重さは約25キロだが、今後半分に軽量化し、
2年後には50万~100万円で市販する計画。
公開された作業は、イチゴ摘み、ポンカンの剪定、大根抜き--の3種類。
長時間、腕を上げている剪定作業や腰を曲げるイチゴ摘みは
体への負担が大きい。
大根抜きでは腰に約30キロの力がかかる。
ロボットは肩やひじ、腰、ひざの関節に計8個のモーターを付け、
作業者を補助する。
大根抜きではスーツの装着で半分以下の力で済み、
他の2種類でもほとんど負担を感じずに作業できた。
現在、農業従事者の約4割が65歳以上で、
補助ロボット開発を期待する声が高まっている。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090110ddm041040040000c.html
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