(共同通信社 2009年1月7日)
岐阜県特産の飛騨牛の元祖とされ、16年前に死んだ後に
冷凍保存されていた雄牛の細胞を使って、クローン牛が誕生。
県は、長期冷凍した牛の細胞からクローン牛を誕生させたのは
世界的にも珍しいとしている。
より肉質の良い牛の復活につながる可能性もあるが、
安全面から直ちに食用にすることへの問題点も指摘。
県畜産研究所と近畿大学の共同研究で、クローン技術の開発に成功。
1993年に死んだ雄牛「安福(やすふく)号」から取り出し冷凍保存していた
精巣から細胞核を抽出して、その核を遺伝子レベルで操作。
受精していない雌牛の卵細胞の核と入れ替える手法を使った。
2007年11月に初めてこのクローン牛が誕生。
これまで生まれた4頭のうち3頭が生存している。
安福号は「飛騨牛の父」と呼ばれ、さらに全国の黒毛和牛の3割以上の
ルーツとされている。
直接血を引く牛は全国で約150頭誕生。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=85882
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