2009年10月10日土曜日

100歳まで生きるのがあたりまえに?

(2009年10月7日 WebMD)

富裕国で、2000年以降に生まれた子供のほとんどは、
100歳まで生きることがかなりあたりまえに。

「過去200年間の先進国での平均寿命の伸びが、
そのままのペースで21世紀も続くとすると、
フランス、ドイツ、イタリア、英国、米国、カナダ、日本といった
長寿国での2000年以降の出生児のほとんどが、
100歳の誕生日を祝うことになる」
『The Lancet』に警報されたこの報告。

南デンマーク大学のデンマーク加齢研究センターの
Kaare Christensenら。
ほとんどの先進国において、平均寿命が延び続け、
その伸びが鈍る気配はない。
増えつつある肥満によって、平均寿命の伸びにブレーキが
かかるかどうかはまだわからない。

Christensen博士らは、人生を構成する3つの時期
(子供期、大人期、高齢期)という、現在の社会における
考え方は変わり、「高齢期」を「第3年齢期(前期高齢期)」と
「第4年齢期(後期高齢期)」とに分けて考えるようになる。

「長寿命は、遠い未来の世代の特権ではない。
長寿命は、先進国に今生きている人の大部分にも
十分起こり得る運命なのだ」

人々は、「第4年齢期」を健康で暮らせるのか?
その答えが分かるのにはまだ時期尚早。

Christensen博士らによれば、85歳以上の年齢層での健康に関する
データは、「まばら」にしかない。
博士らは、がんや心疾患といった多くの疾患の発見が早くなり、
治療が改善されていることも指摘。

世界でもっとも長寿の国は日本で、世界保健機構(WHO)によれば
2007年の出生児の平均寿命は83歳。
米国の2007年の出生児の平均寿命は、
CDCの予備的データによれば77.9歳。

living-to-100-to-become-common

http://www.m3.com/news/SPECIALTY/2009/10/7/108847/

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