(東海新報 10月3日)
「気仙は一つ・三首長会議」が行われた。
大船渡市の甘竹勝郎市長、陸前高田市の中里長門市長、
住田町の多田欣一町長の三首長が出席、7年後に予定されている
岩手国体の会場地誘致に向け、「三市町開催」を目指して
行動する方向性を確認。
現在、3市町で開催が決まっている種目はなく、
今後県や各市町の体育協会などと検討しながら進め、
年度内には誘致する競技を決定したい考え。
三首長会議は、昨年12月に設置、会談は8月以来。
気仙の広域連携を推進しようと、
さまざまな地域課題解決の場として設置。
会議の会長を務める甘竹市長が、会談内容について説明。
主な話題は、2016年岩手国体の競技会場地。
国体県準備委員会では、9月までに30競技の開催地を選定。
残りの競技については、年度内に決定したい意向。
会場地がまだ未定となっているのは、
サッカー(成年男子、女子)やテニス、軟式野球、ソフトボール、
弓道、ボウリング、高校野球(軟式)など12競技。
約7割の競技が決定、気仙三市町は開催地に選ばれていない。
県内13市の中で、開催地に選ばれていないのは気仙両市。
今後は、県や各市町の体育協会などと検討の場を設ける。
甘竹市長は、できるだけ早い段階で気仙三市町として
開催できる競技をまとめ、実現に向けて行動したい姿勢。
気仙の野球関係者らからは、軟式野球の開催を望む声が。
開催には、ナイター設備のある球場が少なくとも6施設必要、
気仙三市町としても難しさがある。
陸前高田市内では、老朽化が進む市営松原球場の
整備充実を求める声。
大船渡市内でも、立根町などに用地取得した
市総合運動公園整備への期待があるが、
現段階では既存施設を生かした形でできる競技にネライ。
甘竹市長は、「気仙でも何もしなくてもいいのか、との思いがあり、
三市町による行動をもちかけた。
国体開催には、地域の競技力向上や全国への情報発信、
宿泊などの経済効果も見込まれる。
開催が決まれば、もてなしの心で迎えたい」
政権交代に伴う地方行政への影響・変化なども話題に。
合併に関する話題はとくに出なかった。
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