(2009年9月29日 共同通信社)
EUの欧州委員会は、イヤホンを使う携帯音楽プレーヤーを
高音量で長時間使用した場合、難聴になる恐れが強いとして、
プレーヤーの音量を規制するEUの安全基準策定に乗り出した。
基準が採択されれば、メーカー側は順守を求められる。
欧州委によると、適用対象は携帯プレーヤーや
その機能を備えた携帯電話。
メーカーに対し、出荷時に音量を安全な水準に
設定するよう求める。
利用者が設定変更して、音量レベルを上げることはできるが、
メーカーに高音量の危険性を十分説明するよう義務付ける。
クネワ欧州委員(消費者保護担当)は、
特に若者が高音量で長時間利用していると指摘。
「難聴は、数年で症状が現れる。その時は既に手遅れだ」、
早期の規制導入を訴えた。
EUによると、イヤホンを使って高音量で毎日1時間以上
音楽を聞く習慣を長年続けていると、
「聴覚を失う恐れ」がある。
域内では利用者の約5~10%、最大1千万人が
こうした危険にさらされている。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/9/29/108354/
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