2009年12月17日木曜日

肥満率、日本が最小 OECD保健医療調査

(2009年12月9日 共同通信社)

経済協力開発機構(OECD)が公表した
「図表で見る保健医療2009」によると、加盟30カ国中で、
成人の肥満人口の割合が最も低いのは日本。

日本は、平均寿命でも加盟国中、最も長い82・6歳(2007年)
と好成績を示した。

「図表」は、ことし7月にOECDがまとめたヘルスデータなどを基に、
先進国を中心とする加盟国の保健医療状況を分析。
体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が
30を超える「肥満人口」の割合は、日本が3・4%と最も少なく、
韓国(3・5%)が続いた。

米国は、日本の10倍に当たる34・3%。
英国(24・0%)などが高かった。平均は15・4%。

日本は、医療機器の普及でも、人口100万人当たり
磁気共鳴画像装置(MRI)が40・1台、
コンピューター断層撮影装置(CT)が92・6台と最も高い。

人口10万人当たりの自殺者数は、韓国、ハンガリーに次いで
3番目(19・1人)に多く、人口千人当たりの臨床医数も
2・1人とOECD平均(3・1人)を下回った。

女性医師の割合は、平均は40%、日本は17%で最低。
喫煙者の割合は、26・0%と平均(23・6%)を上回ったが、
1人当たりの年間アルコール消費量は7・7リットルと
平均(9・7リットル)を下回った。
医療費に占める公的支出の割合は81・3%と、
北欧や英国などと並んで高い比率。平均は73・0%。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/9/112766/

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