2009年12月13日日曜日

脳:決断の検証、前頭極で サルの実験で解明

(毎日 12月7日)

自分の決断が正しかったかどうか考える時に、
脳の最前部にある前頭極皮質が活発に活動していることを、
神戸大大学院の辻本悟史准教授(認知神経科学)らが解明、
6日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)。

辻本准教授らは、コンピューター画面に映した図形を使い、
アカゲザルが左右いずれかを向くよう指示するテストを考案。
正解してジュースがもらえるまでの間、
前頭部にある神経細胞(ニューロン)がどのように活動するかを測定。

その結果、ニューロンの活動は、単に見る方向を指示した時は
比較的弱かったのに対し、「前と同じ方向を見ろ」などと
考えさせる指示を出した場合、激しくなった。

http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2009/12/07/20091207ddm012040079000c.html

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