(2010年6月2日 共同通信社)
女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す
2009年の合計特殊出生率が、08年と同じ1・37、
厚生労働省の人口動態統計(概数)。
06年以降続いていた上昇傾向が、4年ぶりにストップ。
赤ちゃんの出生数も減少、出生数から死亡数を引いた
人口の自然増減数はマイナス7万1895人、過去最多の自然減に。
出生率は、05年に過去最低の1・26を記録、
30代の出産が増えるなど、上昇が続いていた。
09年、15~49歳の女性人口が約2653万1千人、
08年に比べ約22万6千人減少。
厚労省は、「母親となるこの層の減少自体が、
出生率の横ばいにつながった」
年齢別では、10~20代はいずれも08年より下降、
30代以上は上昇。
最も高かったのは、30~34歳。
都道府県別では、沖縄が最高の1・79、宮崎1・61、熊本1・58、
鹿児島1・56。
最低は東京の1・12、北海道1・19、京都1・20の順。
国内で生まれた日本人の赤ちゃんは107万25人、
08年より2万1131人減少。
死亡数は、487人減の114万1920人、戦後の統計が残っている
1947年以降では08年に次ぐ多さ。
死因で最も多かったのは、がんの34万3954人、29年連続首位。
心疾患18万602人、脳血管疾患12万2274人。
自殺は、3万649人で前年より420人増。
結婚したカップルは70万7824組、1万8282組減。
離婚は、2272組増の25万3408組。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/6/2/121136/
0 件のコメント:
コメントを投稿