(2010年6月2日 毎日新聞社)
大河原町のみやぎ県南中核病院は、
デジタルサイネージ(電子看板)や次世代メディアとして注目される
電子ペーパー端末を使用し、病院や地域の情報、
ニュースなどの配信を開始。
医療機器の機能に影響しないPHS回線を通じ、各種情報を提供。
電子ペーパー端末を使用する病院内でのニュース配信は
国内で初めて。
地域の情報通信技術利活用を推進する、
総務省ユビキタスタウン構想推進事業の一環。
今野印刷(本社・仙台市)、毎日新聞社(同・東京)、
イースト(同)、ウィルコム(同)--が共同開発。
デジタルサイネージは液晶47インチ型、1階ロビーと1階外来受付、
2階外来受付に計3台設置。
外来患者の待ち時間対策としても期待。
電子ペーパー端末は、停電時でも表示し続けるため、
災害時の端末としても有効。
電子ペーパー端末は、バックライトを使用しないタイプで目に優しい。
タッチスクリーン方式のためページをめくるように使え、
個室8部屋に配備。
1階受付カウンターにも、A3型の電子ペーパーディスプレーを設置。
同病院を運営する大河原町外1市2町保健医療組合管理者の
斎清志大河原町長は、「ニュースや地域情報、災害情報の配信は
診察時間を待つ患者ら地域住民の利便向上と、
安心安全なまちづくりにもつながる。
新しい時代に対応した今後の成果を期待したい」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/6/2/121117/
0 件のコメント:
コメントを投稿