(2010年7月12日 共同通信社)
日本人の喫煙率は、男性が大きく減少してきた一方、
20代や30代の若い女性は、2000年代初めまで
上昇傾向にあった後、ほぼ横ばいが続く。
喫煙がダイエットに効く、と思い込まれているのも理由の一つ。
「喫煙は、美容と健康にとって百害あって一利なしで、損な行為。
若い女性は、メーカー側のイメージ戦略にだまされず、
賢く美しくなってほしい」と訴える。
その思いから、03年ウェブサイト「タバコは美容の大敵!」開設。
最新の情報を盛り込みながら、たばこの美容や健康への
悪影響などを分かりやすく説明。
サイトでは、ピンク色でかわいい日本のたばこのパッケージと、
胎児の遺体の写真を印刷した海外のパッケージの比較や、
通常より早く肌が老化し、しわも多い喫煙者に特有の顔
「スモーカーズ・フェイス」の写真を紹介するなど、
ビジュアル面でも工夫。
「肌の調子が良くなった」など、禁煙の体験談も掲載。
サイトの人気が高いことなどから、5月には厚生労働省などが
「女性と子どもをたばこの害から守ろう」をテーマに開いた
世界禁煙デーの記念シンポジウムで、講演の講師に抜てき。
以前に勤めていた会社を、「煙害と闘った」末に辞めて転職後、
「無煙社会」を目指す市民活動に参加。
禁煙のレストランを紹介する本の企画などにも携わった。
会社の休日を利用して行う活動は、
「ライフワークのようなもの」。
東京都出身。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/7/12/122718/
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