2010年7月22日木曜日

病気の子どもを旅行に招待 家族と一緒に無償で

(2010年7月13日 共同通信社)

小児がんなどの子どもの支援活動を米国で展開する
「ギブ・キッズ・ザ・ワールド」(フロリダ州)の日本法人設立準備室は、
今年秋から国内での活動を開始し、重い病気と闘う家族を
東京ディズニーランドなどへの旅行に無償で招待。

日本法人の大住力代表は、「病気のせいで、旅行した経験がない
子どもや、看病する両親にも楽しんでもらいたい」、
活動開始から1年で70家族を招待するのが目標。

米国のギブ・キッズは、1986年の非営利の団体で、
家族全員が宿泊できる施設を用意。
米ディズニーワールドなどを楽しむ旅行を、年約7千家族に無償で提供。

日本法人は、3泊4日の旅行を計画。
重い病気の子どもとその家族全員の旅費、宿泊代、飲食代、
チケット代などをすべて負担。
エーザイや住友信託銀行などが活動を支援し、費用は寄付のほか、
自前の研修事業の収益で賄う。

顧問に就任する聖路加国際病院の日野原重明理事長は、
「難病の子どもに対する日本の取り組みは遅れている」、
活動を支援していく考えを示した。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/7/13/122765/

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