(日経 3月11日)
名人15期などの記録を打ち立て、将棋界に一時代を築いた
中原誠名誉王座・十六世名人(61)は、現役を引退すると発表。
2008年8月に脳出血で倒れ、公式戦を休んで療養。
中原氏は、「復帰に向けてリハビリに励んできたが、元通りとはいかず、
これまで以上にいい成績やいい棋譜を残すのは難しいと判断。
十分に勝負を堪能したので、悔いはない」
中原氏は宮城県出身。1965年、四段に昇段しプロ棋士に。
早くから将来を嘱望され、「棋界の太陽」と称された。
72年、24歳で大山康晴十五世名人を破って名人となり、
78年、大山氏に次ぐ史上2人目の5冠を達成。
大局観に優れ、「自然流」と呼ばれるおおらかな棋風が持ち味。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090311AT1G1103311032009.html
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