(CNN 3月10日)
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は、
チベット動乱50周年にあたる10日、チベット亡命政府が置かれている
インド北部ダラムサラで声明を発表、中国政府がチベット人の生活を
「この世の地獄」にしたとの認識を表明。
ダライ・ラマは、「この50年間はチベットの地と住民に、
多大な苦しみと破壊をもたらした。(チベットの)宗教や文化、言語や
アイデンティティは、今日消滅に近づいている。
手短に言えば、チベット人は死に値する犯罪者のように見なされている」
ダライ・ラマは、50年間に様々な出来事があったとしたうえで、
「チベット問題は生きており、国際社会の関心が高まっているという事実は、
確かに成果だ。われわれが真実と非暴力の道を歩み続ければ、
チベットの大義の正当性は優勢になると、わたしは確信している」
中国当局は、ダライ・ラマが中国からの独立を求めていると非難。
ダライ・ラマはチベットの独立ではなく、純粋な自治を求めているとして、
中国の主張を否定。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200903100018.html
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