(日経ヘルス 3月4日)
ビタミンDには、カルシウムとともに骨を丈夫にするだけでなく、
筋力を高める働きもあることが確認。
研究は、英国の12~14歳の女性99人を対象に、
血液中のビタミンDの濃度と、ジャンプ力との関係を調べた。
ジャンプ時の動きと力を解析した結果、血中ビタミンD濃度が高い人ほど、
ジャンプは高く、速く、筋力も高いことが示された。
「筋肉や骨のカルシウムとリンの調節や、たんぱく質合成の促進など、
ビタミンDの様々な働きによるものだろう」
ビタミンDの1日当たりの目安量は、12~14歳では4μg、成人は5μg。
ビタミンDは、日光に当たると皮膚で合成されるが、
食品では魚、キクラゲなどのキノコ類に多い。
100g当たりにクロカジキなら38μg、シロサケで32μg、カレイで13μg、
春カツオで4μgのビタミンDが含まれている。
魚を食べて、骨も筋力も強くしよう。
(J. Clin. Endocrinol. Metab.;94,559-563,2009)
http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20090304/103227/
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