(2009年12月4日 共同通信社)
イタリアのカンプス・ビオメディコ研究所などの
国際研究チームは、前腕が切断された人の残された腕の
神経に手術で電極を差し込み、精巧な機械式の義手と結び、
考えただけで義手を動かすことに成功。
義手の5本の指を自由に動かし物をつかむことに成功、
被験者は物をつかんでいるとの感覚も感じた。
同様の実験はこれまでにも行われたが、
これほど複雑な指の動きを実現できたのは初めて。
被験者のイタリア人男性(26)は、3年前の自動車事故で左腕を切断。
実験は約1カ月間行われ、男性は実験開始数日後にはこつを覚え、
全体の95%で考えた通りに義手を動かせた。
今後2、3年のうちに、電極を差し込んで義手を動かす期間を
長期化し、考えるだけで動かせる義手の実用化にめどを付けたい。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/12/4/112530/
0 件のコメント:
コメントを投稿