(東海新報 12月6日)
県立大学生有志のホームレス支援チームは、
日本航空から寄付された毛布を、
盛岡市内のホームレスに届け、対話を深めた。
貧困問題や福祉に関心がある高校生も、初めて参加し、
「貧困をなくすため、若い力が欠かせない」と思いを深めた。
同大ボランティアセンター・ホームレス支援プロジェクトの
学生13人が、市内の北上川河川敷付近に集まった8人に、
毛布や手袋を袋に入れた「ぽかぽかパック」を手渡した。
四ツ家教会の関係者が作った食事も配った。
受け取った60代男性は、手袋を着けると、
「とても暖かい。ありがとう」と感謝。
盛岡市内の高校に通う生徒4人も、自主的に参加。
支援活動の中心となるチームREDの触沢陽介代表(4年)らが
「信頼関係を築くことから、支援は始まる」
大学進学が決まり、福祉を学ぶ盛岡白百合学園高3年の
及川智仁佳さんは、「寒空の下で暮らす人がいる状況は社会問題。
解決へ若い力が欠かせない」
高校で、多重債務問題について学んだ盛岡市立高3年の
佐々木悠介君と徳差一樹君は、「大学生と話す人の笑顔を見て、
きずなの大切さを感じた」
日航から、11月28日に毛布100枚が寄贈。
支援の申し出も増え、同プロジェクトの山川裕香代表(3年)は、
「支え合いの輪が着実に広がっている」と笑顔を見せた。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091206_4
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