(毎日 11月26日)
国内外の最先端のロボットを集めた「2009国際ロボット展」
が開幕、掃除などの家事を人間に代わってするロボットや、
人間の身体能力を強化する着用型ロボットなどの
ユニークな新技術が注目。
東京理科大の小林研究室が開発した「マッスルスーツ」の
ブースでは、同スーツを着用した人が50キロのコメ袋を
軽々と持ち上げるデモンストレーションに驚きの声。
同スーツは、空気圧を調節してゴム製の「人工筋肉」を収縮、
腕や腰の曲げ伸ばしをサポート。
人間が強く力を入れなくても、重い物を簡単に持ち上げられるのが
特徴で、高齢者や身体障害者の動作を補助したり、
工場での労働の身体負担軽減などに役立つ。
東京大学の石川・小室研究室の「バッティングロボ」は、
1秒間に1000枚の画像を処理できる高速カメラで飛んでくる
ボールを検知し、バットで打ち返す「究極の打者」。
人間が軌道を予測してボールを打つのと異なり、
1000分の1秒ごとにボールの位置を認識し、
0・2秒でバットの軌道を調整。
「どんな球でも空振りせず、狙った方向に打ち返せる」(石川正俊教授)。
ロボット展には国内外の192社、64団体が出展。
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2009/11/26/20091126ddm008040080000c.html
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