2009年12月4日金曜日

犬に湯治、どんな効能?岡山の温泉で調査へ

(読売 11月18日)

犬たちに温泉の効能は?
岡山理科大専門学校は、2010年度から岡山県真庭市の
湯原温泉で、犬の湯治効果を調べる研究を始める。

同校によると、ペット用の風呂を持つ温泉宿はあるが、
効能を実証した研究はない。
同校には、動物看護、ドッグトレーニングなどの学科があり、
学内で飼育している犬数匹が“協力”。

湯船の広さ、深さ、温度、水素イオン指数(pH)などの条件を
変えながら、入浴中の行動や呼吸、脈拍、体温、
心電図などで体調の変化をみる。
唾液中の酵素や神経伝達物質ドーパミンの量など、
より詳細な測定も検討。

同校の奥田宏健・動物系学科部長は、
「室内で飼われることが増え、生活スタイルが変わって
皮膚炎や関節炎など、かつては珍しかった病気になる
ペットが増えている。
人間と同じ効能を期待したい」

同校を運営する加計学園は10月末、真庭市との間で、
まちづくりや、教育、文化、福祉、温泉の活用など、
幅広い分野で連携するための協定を結んだ。

その中で、犬の温泉入浴による生理活性効果の調査を
行うことで合意。

調査に協力する湯原町旅館協同組合に加盟するたねや旅館の
多曽田格専務は、「湯原温泉は、特にアトピーや乾燥肌などに
効く美肌の湯。犬もきっと元気になるはず」と期待。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091118-OYT1T00235.htm

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