(岩手日報 5月24日)
宮古市磯鶏の宮古水産高(金野仁校長、生徒345人)と
地元水産加工会社が共同開発した「シャキシャキすじめ」の
先行販売会は、同市臨港通のシートピアなあどで開かれた。
市内外での本格販売を前に、
生徒らが海藻「スジメ」の豊富な栄養分などPR。
同校3年の村上千鶴さん、橋本くるみさん、山口稚青さんと
担当教諭らが試食販売などで商品PR。
青じそドレッシングであえたり、大根サラダや油いためなどでの
利用を呼び掛けた。
試食した大槌町大ケ口の倉田恒美さん(71)は、
「シャキシャキして歯触りがいい」と高く評価。
同校の生徒らは2008年度から、あまり食用にされなかった
スジメの食用加工法を研究。
コレステロール排出効果の高いアルギン酸、
がん抑制作用などに効果があるとされるフコイダンが
豊富な健康食品として開発。
地元水産業者と協力して商品化。
今後は地元業者と協力し、せんべいなど新商品開発にも
取り組む予定。
山口さんは、「これまでの研究を引き継いで、
さらに商品開発を進めたい」
「シャキシャキすじめ」は、50g入り128円(税込み)。
シートピアなあどのほか、宮古市の魚菜市場、
土日ジャンボ市(滝沢村)、いわて生協の全店舗などで
順次販売していく予定。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/kako_kiji.cgi
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