(2010年5月21日 毎日新聞社)
健康や体力づくり推進への貢献などを目的に、国際交流協定を
締結している仙台大とカヤーニ応用科学大(フィンランド)は、
柴田町で開催された「体力づくり教室」で、
前期高齢者の体力測定など基礎データを収集。
両大学の国際共同研究テーマは、
「高齢者の健康・体力に関する日本人とフィンランド人との比較研究」
仙台大では、中国・東北師範大と同様な共同研究を実施し、
成果を得ている。
日本、中国、フィンランドの基礎データを比較し、
高齢者の健康・体力づくりにつながる成果を得るのが狙い。
「体力づくり教室」には、仙台大体育学科の佐藤久准教授と
カヤーニ応用科学大のアレクシー・ニストロム講師(33)、
ニーナ・トウルパイネン看護師(32)の3人が基礎データを収集、
仙台大学生らが補助員として協力。
運動習慣を持つ65~74歳の男女45人を対象、
(1)握力、(2)開眼片足立ち、(3)10m障害物歩行、
(4)上体起こし、(5)長座体前屈--などの新体力テストを実施、
データを収集。
「ADL(日常生活活動テスト)」のアンケートも実施。
岩沼市でも行い、男女100人のデータを収集、分析。
ニストロム講師は、「帰国したら、看護科とスポーツ科の学生と協力し、
市民たちに健康づくりのデータを発信したい」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/5/21/120617/
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