2011年6月28日火曜日

小学生向けサマージャンプ台 八幡平市に完成

(岩手日報 6月19日)

八幡平市矢神の田山スキー場に、県営スキージャンプ場スモールヒル
(HS=28m、K点25m)が完成し、完成祝いと安全祈願祭が行われた。

小学生や初心者向けのサマージャンプ台。
同スキー場の冬場の台を合わせ、幼少期から通年で練習に臨むことができ、
競技力向上と底辺拡大が期待。

競技関係者やスポーツ少年団の選手約30人が出席。
神事を行い、安全を祈った。

スプリンクラーでランディングバーンなどに散水し、
小学生の選手たちが早速飛躍して、台の感触を確かめた。

今季初めて飛んだ安代小の5年生は、
「冬の台よりも飛びやすい感じがした。
この台で、今季は20m以上を飛びたい」と、笑顔で目標を掲げた。

スモールヒルは、ミディアムヒル(HS=58m、K点50m)の右隣に完成。
選手をスタート地点まで運ぶモノレールを新設し、
管理棟やナイター設備も整備。

事業費は、約2億3千万円。
昨年8月に着工、今年2月に完成。
両ジャンプ台の管理運営は、八幡平市に委託。

これまでは、小学生ら競技を始めたばかりの選手のための
夏場のスモールヒルがなく、小学生は秋田県鹿角市の
花輪スキー場などへ練習に出向いていた。

県教委スポーツ健康課の平藤淳総括課長は、
小さい子どもも夏から飛ぶことができ、競技力向上が期待。
夏も田山で飛べることで、競技人口拡大にもつながる」と力を込める。

ジャンプ台は、指導者がいる個人、団体に貸し出す。
使用申し込み、問い合わせは、
八幡平市教委生涯学習課体育振興係(0195・74・2111)。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110619_10

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